2017年09月29日

[Windows] クラシック表示は2D描画が重くなる

 デスクトップパソコン(Windows7)でムービーを再生すると、描画が遅れてる感じでチラチラと横筋が入る。
 CPUは Core i7 だしグラボもそこそこだしメモリも十分ある。タブレットではこんな横筋は入らないのだから、パワー不足なわけがない。

 Windowsをクラシック表示(ベーシックテーマ)にしていたので、エアロに切り替えたら横筋が消えた。
 CrystalMarkでベンチマークを取ったら、GDI(2Dグラフィック)の項目で、クラシック表示はエアロの半分だった。

 マイクロソフトがクラシック表示を切ったのは、技術が古いかららしい。
 それなら仕方ないのだが、エアロはカスタマイズ性が低くて、背景色を白以外にできない。まぶしいから使いたくない。
 Windows10では背景色を黒にする機能が追加されたようだが、コントラストが高いとそれでも眼が疲れるので、クラシック表示並みにカスタマイズさせて欲しい。

 仕方ないのでユーザーが作成した非公式の Visual Style を入れているが、一部の文字が読みにくくなって、完全とはいえない。

 参考:[ウェブ] Stylishで背景色を暗くする

posted by 葛 at 14:19 | Comment(0) | その他2Dグラフィック

2017年09月10日

[自炊] ドキュメントスキャナーの選び方

 ドキュメントスキャナー(紙送りするタイプ)を選ぶ際には、主に「読み取り速度」「一度にセットできる枚数」が基準にされると思う。
 ただし実際に使うと他にも重要な機能がある。「読み取り速度」と「一度にセットできる枚数」は少し時間と手間を増やせば解決できることなので、他の機能の方が大事かもしれない。

ドキュメントスキャナーに欲しい機能

●カラードロップアウト
 グレーで読み取る際、R:レッド|G:グリーン|B:ブルー、のうちどれかを落とす機能。
 レッドを落とすと、黄ばんでいる紙が白くなりやすい。古本をスキャンするなら是非欲しい。

●半折り
 二つに折った原稿を読み取る機能。
 これがないと原稿が重なっていると検知され、スキャンが止まってしまう。
 パンフレットなどをスキャンするときに役立つ。

●長尺モード
 長い原稿を読み取る機能。
 これがないと30〜40cmあたりまでしかスキャンできない。
 単行本の表紙を裁断せずにスキャンするには必要。

●モアレ除去
 カラー/グレー原稿を読み取る際に必要。
 ただしこの機能がなくても、倍の解像度でスキャンして加工することで同様の結果は得られる。
 またこの機能があったとしても、性能が不十分な場合がある。
 なので必須ではない。

●本体にスキャン継続ボタン
 スキャン終了後に続けて原稿をセットするとき、本体にスキャン継続ボタンがあればすぐにスキャンを再開できる。
 ない場合は、パソコンの所まで戻ってマウスを操作しないといけない。

●プリセット機能
 スキャンの設定をプリセットにして記憶しておく。
 これがないと原稿を変えるたびに設定を開いて解像度やカラーやらを入力しないといけない。
 さらにプリセットがパソコン上だけでなく本体のボタンでも呼び出せると、スキャナーとパソコンの間を行ったり来たりしなくて済む。

●しっかりした受け皿
 排出される紙の量が多いので、紙をせき止める仕組みがないとバラけてしまう。出しっぱなしにする受け皿は駄目。


 富士通・PFUが誇る ScanSnap iX500A には、「カラードロップアウト」と「モアレ除去」がない。売れている製品だからといって機能が充実しているわけではないので気をつけたい。
 ちなみにキャノンの DR-C240 には、上記の機能はすべてある。

 また、中にはJPEGとPDFにしか保存できないというふざけた機種(富士通・PFUが誇る ScanSnap iX500A)もあるので、事前にマニュアルをダウンロードして調べた方がいい。高価な買い物なのだし。

 それらを抜きにしても、富士通・PFUが誇る ScanSnap iX500A には「JPEGノイズが多い」という重大な問題があるのでまったくおすすめしない。

 参考:[自炊] ScanSnap iX500A は 300dpi 以下でスキャンするとすごく汚くなる

ドキュメントスキャナーの欠点:歪む

 家庭用のドキュメントスキャナーは画質が落ちる、なんてアホなことを言うのは株式会社PFUくらいで、実際はそんなことはない。
 キャノンのドキュメントスキャナー DR-C240 を使用しているが、画像のシャープ/ボケ具合、色の再現度、JPEGノイズの量、いずれもキャノンのフラットベッドスキャナー(平らなタイプ) Lide 210 と変わらない。

 ただし1つ問題点がある。ドキュメントスキャナーはスキャン中、原稿が宙に浮いているので、歪む。
 同じ原稿を2回スキャンしてみればわかる。


『ハルヒ主義』©谷川流・いとうのいぢ/角川書店

 この原稿は厚めの紙なのだが、サイズが大きいせいで歪みが起きやすいようだ。

 文字原稿なら問題ないが、大事な画集などをスキャンするときは、手間がかかるがフラットベッドスキャナーで原稿を1枚ずつスキャンした方がいい。

posted by 葛 at 19:07 | Comment(0) | 自炊(電子書籍)

2017年09月02日

[自炊] 高価な断裁機がいいとは限らない

 断裁・裁断機* に関する情報は、自炊技術Wikiを含めたくさんあるが、注意が必要なのは、高価な製品がいいとは限らないこと。

*: 「断裁」は紙をギロチンみたいに裁ち切ること、「裁断」は刃を引いてスーッと切ること、のようだ。

高価な断裁機

 高価な製品とは Durodex 200DX などの、レバーを下ろすタイプの断裁機。これは一度に多くの枚数を断裁できるが、

 ・大きい、重い。置き場所に困る
 ・替え刃などの消耗品も高価
 ・刃に触れられるので危険
 ・断裁するのに力が必要
 ・紙に強い力を加えるため、切り口が斜めやUの字に歪む
 ・紙が歪むため、紙の端スレスレを切るのが難しい

 という欠点もある。

 興味深いのが「2人以上で作業しないでください」という注意書きがあること。2人以上だと相手が予期せぬ動きをすることがあるため、相手が刃の付近に触れているときに誤ってレバーを下ろしてしまう危険性があるということだ。危険な作業は1人でやった方がいいわけだ。

 ということで、特に子供のいる環境では、レバー式の断裁機の導入には慎重になった方がいい。

安価な裁断機

 安価な製品だと、カール DC-F5100 のようなディスクカッターになる。一度に裁断できる枚数は減るが、

 ・小さい、軽い。置き場所に困らない
 ・替え刃などの消耗品が安い
 ・刃に触れられないので安全
 ・力が必要ない
 ・切り口が歪まない
 ・紙の端スレスレを切るのが容易

 という利点がある。

 お金が有り余っているからといって、必ずしもレバーを下ろすタイプの断裁機を買うことはない。

おまけ:カッターの選び方

 どの家庭にもある文具用のカッター(オルファでいう小型刃ではなく、工具用の大型カッター(オルファでいう大型刃がいい。本の背の接着剤を力を込めて切るには工具用の方が向いている。文具用は、力を入れずに紙をスーッと切るためのもののようだ。

 刃を固定する方法にネジロック式とオートロック式があるが、ネジロック式の方がしっかり固定できるので、そちらがいいと思う。
 オルファの大型刃のカッターはやたら種類がたくさんあってわけがわからないのだが、たぶんどれを選んでも大差ないと思う。形状が大体同じなので。

posted by 葛 at 19:33 | Comment(0) | 自炊(電子書籍)