2018年03月23日

デジカメとスマホのカメラ比較

●デジカメ
 Canon IXY620F
 発売日:2013年8月29日
 発売時の想定直販価格:2万3980円

●スマホ
 Google/LG Nexus5X
 発売日:2015年10月20日
 発売時の直販価格:5万9300円(16GB)

 Nexus5XのカメラアプリにはHDRというモードがある。Googleのサイトに説明は載っていないが、露出を変えて何枚か撮影し合成することで、ダイナミックレンジ(明るさの幅)を広げるものだろう。白飛びと黒潰れがなくなりやすい。これも比較対象に入れる。

細部の描写

 IXY620Fの方が広角なため対象物の解像度が少な気味だが、それを考慮してもNexus5Xの方がシャープで精細。
 しかしシャープが過ぎるとジャギが目立つ。適度にぼやけている方が絵として見やすい面もある。

全体の明暗・色

 ダイナミックレンジは[Nexus5X HDR > IXY620F > Nexus5X]。

 IXY620Fの明暗のバランスが自然。
 HDRで黒潰れが解消されていない。いつもうまく働くわけではないようだ。

 HDRはカバの青さが平坦になっている。

●全体的に
 IXY620Fはとても自然で空気感がある。
 Nexus5Xはコントラストが高く、どぎつくなる傾向がある。

暗部

 色がだいぶ違うが、人工的な光なのでどれが正しいのかはわからない。
 HDRは情報量が多くてくっきりしているが、ネオンに光のぼやぼや(グロー)がないのは不自然ではある。
 暗部はノイズが出やすい(下部の拡大画像)。IXY620Fはノイズが少ないが、全体的にぼやけているので、そのせいな気もする。

 HDRの効果がよく出ている。ただし空が平坦になっている。

まとめ

・IXY620Fは色・明るさが自然で、空気感もある。ややボケるが、それも自然に思える。
・Nexus5Xはシャープだが、ダイナミックレンジが狭く、コントラストが高い。
・Nexus5X HDRはダイナミックレンジは広がるが、明るさのバランスが不自然になることも多い。

 絵として写真を撮るならやはりデジカメが良い。スマホは記録用としてなら申し分ない。

●余談
 ・HDRにオートというモードがある。明暗のコントラストが強い場面でHDRを自動的にオンにすると思われるが、一度も働いたことがない。
 ・前機種のNexus5では、HDRを使うとジャギが目立った。同じGoogleのカメラアプリでも、機種によって調整されているようだ。
 ・IXY620Fはハイスピード動画機能(秒間120,240フレーム)がウリだったのだが、Nexus5Xにあっさりとそれを上回る機能が搭載された。やはりスマホはCPUが速いからだろうか。

 猫がかわいく撮れるのは……全部

 と言いたいところだが、動く被写体では連射機能のあるIXY620Fが勝利。
 スマホでも、カメラアプリによっては連射機能がある。

posted by 葛 at 19:59 | Comment(0) | その他2Dグラフィック
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]