2017年12月30日

社交辞令を身につけた性格の悪い人

 少し会話しただけで「あっ、この人は性格に問題があるな」と感じることがある。
 しかし具体的にどういう問題なのかは、微妙なニュアンスな場合、あまり語られていないように思う。『探偵!ナイトスクープ』にそういう人が登場していたので、この機会に明文化してみる。

ナイトスクープの依頼内容

依頼者は若い女性。農家に嫁ぐが、カエルが怖い。このままではまずいのでカエル恐怖症を克服したい。(個人の特定に繋がらないよう、放送日時は伏せる)

 依頼者とその(将来の)夫と探偵の3人が、農家である夫の実家に行き、農作業を手伝うという流れになる。
 性格に問題があるのは実家の姑(夫の母親)

姑の問題のある発言

●「農作業すんねやったら、テレビ一緒に来んでもいいのに」
 探偵と依頼者が姑に挨拶した途端に、この否定的な発言。
 本来は、テレビがついて来た理由を探偵側が説明すべきではある。
 しかし非難する前に「なぜテレビがついて来たのか?」と尋ねるべきだ。何か理由があるかもしれない……むしろ理由があるに決まっているのだから。
 相手の都合を無視して一方的に非難するという点で、自己中心的な性格が伺える。

●「泣いてたらできひんやん」
 田んぼで何か(この時点ではカエル恐怖症とは説明していない)が怖くて泣く依頼者に向けた発言。
 泣いていたらできない。当たり前だ。そんなことは依頼者もわかっている。泣きたくて泣いているのではないのだから、当たり前のことを言われても泣くのが止まるわけではない。
 この発言は依頼者を責めているだけであり、問題を解決するものではない。問題を解決しようとするなら、泣く原因を尋ねてそれを解消しようとするべきだ。
 この姑は「他人を叱責したい」という欲求を満たしているだけであり、事態を改善しようとは考えていない。

●「そんでキャーキャー言ってたのねえ」
 依頼者がカエルが苦手と発覚した後の発言。
 「キャーキャー」というおちょくった言葉から、相手を見下していることがわかる。
 これから家族の一員となる嫁を尊重し、いい関係を築いていこうという意志が感じられない。嫁姑問題が発生するのが目に見えている。

●「カエルね、嫌いやゆうてたら、田んぼいてるからね」
 依頼者に向けた発言。つまり「カエルが苦手だと言ってても仕方ないだろう」「黙れ、諦めろ」ということだ。
 これも「泣いてたらできひんやん」と同様、わかりきったことで、相手を責めるだけで事態を何ら改善しない発言。

姑の性格の問題点

 これらの発言から伺えるのは、

 ・相手に対する配慮がない
 ・想像力が欠けている
 ・すぐに他人を責める
 ・問題を解決しようという気がない

 という短絡的、利己的、後ろ向きな性格だ。

 姑はこの後「せやのに(カエルが苦手なのに嫁に)来てくれたん」「がんばろうね」とか言うのだが、上記の発言を踏まえると、表面的な社交辞令だろう。
 たまに本音が漏れるものの、表面上は社交辞令で穏やかにしているため、これだけ性格が悪いのに今まで生きてこられたのだろう。だからこそ、今までこの性格を直す機会がなかったといえる。

 乱暴的だとか、明らかに問題のある性格の人は、パッと見てすぐわかる。
 しかしこのように、性格は悪いが、社交辞令を身につけてうまく社会の中でやっている人は、見た目が普通なため気づきにくい。
 人とつき合うときは、表面上の態度だけでなく、たまに漏れる本音を見極めるようにしたい。

余談:息子にも問題がある

 姑がこれだけ失礼な発言をしているのに、何もしない夫(息子)もおかしい。
 この母親に育てられてそれが普通だと思っているのか、マザコンで母親に何も言えないのか。
 嫁姑問題では夫(息子)は何もしないとよくいわれるが、なんでそんな無責任な男と結婚するのだろう。

posted by 葛 at 17:42 | Comment(0) | 語ってみた
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