2014年06月07日

PSD, TGAなどのサムネイルを表示するソフト

 Windows7 で PSD, TGA などのサムネイルを表示するソフトを比較してみる。

MysticThumbs198〈無料〉

 http://www.321download.com/LastFreeware/page40.html

 PSD と TGA のサムネイルを表示する。

 TGA……アルファチャンネルに対応。
 PSD……透過レイヤー、アルファチャンネルに対応。

 TGA と PSD を選択したとき、詳細ウインドウに 8ビット、24ビット、32ビット とビット数が表示される。解像度とファイルサイズも表示される。

MysticThumbs313〈25ドル〉

 http://mysticcoder.net/mysticthumbs.html

 バージョンアップして HDR、EXR、DDS、AI、EPS なども表示できるようになった。JPEG や PNG といった、Windows が標準で対応している形式のサムネイルまで置き換えるが、何の意味があるのかはわからない。

 さらにテキストの中身、WAVE の波形、ZIP 内部までサムネイルで表示。この機能は正直いらない。テキストをサムネイルにされたって文字が小さくて読めないし、WAVE の波形を見たところでどんな音かわかるというのか。パソコンのリソースをこんな無駄なことに使って欲しくない。他製品と差別化しようとして、いらない機能をつけちゃったって感じ。

※MysticThumbs の TGA 問題
 MysticThumbs はいずれも、日本語名の TGA への対応が十分ではない。詳細ウインドウの情報が正しく表示されず、サイズの大きい TGA だとそれを表示するのに異常に時間がかかる。しかもその情報がキャッシュされないので、ファイルを選択するたびに何度も繰り返される。そのうちエクスプローラーが反応しなくなる。

SageThumbs 2.0.0.23〈無料〉

 https://code.google.com/p/sagethumbs/
 https://www.cherubicsoft.com/en/projects/sagethumbs

 PSD、TGA、HDR、DDS、AI、EPS などのサムネイルを表示する。

 TGA……アルファチャンネルに対応。
 PSD……透過レイヤーに対応。アルファチャンネルには非対応。

 TGA と PSD は、選択したとき詳細ウインドウに 8ビット、24ビット、32ビット とビット数が表示される。ただし PSD のアルファチャンネルは非対応なため 24ビット と表示される。

 これも JPEG や PNG といった Windows が標準で対応している形式をサポートしているのだが、詳細ウインドウの情報が増えるわけでもなく、何の意味があるのかわからない。

 画像を右クリックからコンテキストメニューを開けるけど、大した機能はないので非表示にしたらいいと思う。

 注意すべき点として、オプションの「画像ファイルの最大サイズ」より大きいサイズの画像はサムネイルが作成されない。ここは大きめにしておいた方がいい。

 HDR には対応してるのに EXR に非対応というのが片手落ちで残念。

〈追記 2020/7/25〉
 Windows10でサムネイルの作成が遅い、フリーズする現象を確認。

〈追記 2016/6/14〉
 最近、新規 PSD のサムネイルが表示されなくなった。なぜか「Explorer 上でサムネイルをアイコンとして使用する」をオンにすると表示されるが、本来ここは関係ない筈だ。
 また PSD ファイルを更新してもサムネイルに反映されない。
 OS(Windows7)を再インストールすると直ったが、こんなことのために再インストールするわけにもいかない。

FastPictureViewerCodecPack〈9.99ドル〉

 http://www.fastpictureviewer.com/codecs/

 各デジカメの RAW のサムネイルを表示するのが売りらしいけど、PSD、TGA、HDR、EXR、DDS、MPO などのサムネイルも表示できる。

 Windows が持っている画像処理機能の WIC (Windows Imaging Component) に機能を追加する仕組みなため、サムネイルの表示だけでなく WIC を使うソフト(Windowsフォトビューワーなど)でもそれらの画像が開けるようになる。

 Susie プラグインで WIC に対応した WIC Susie Plug-in (http://homepage1.nifty.com/toro/slplugin.html) があるので、Susie プラグインを使うビューワー(Massigra など)でもそれらの画像が開けるようになる。ただしプラグインとビューワーの相性の問題もあるようで、うまく開けないこともある。

 TGA……アルファチャンネルに対応。詳細ウインドウにビット数が表示されない。Massigra で WIC プラグインを使って TGA を開くと、開く速度が異常に遅い。

 PSD……透過に対応。アルファチャンネルには非対応。詳細ウインドウでのビット数の表示が不正確で、常に 32ビット と表示される。また、ビット数とファイルサイズが詳細ウインドウの後ろの方に表示されるため、ウインドウを広げないと見えない。

 HDR……これも詳細ウインドウで解像度とサイズが後ろの方に表示されるので、ウインドウを広げないと見えない。

 MPO(立体視用画像)……Massigra で WIC Susie Plug-in を使って開くと上下が反転してしまった。しかも1枚しか表示されない。そもそも Massigra はデフォルトで MPO を開ける(1枚だけを開く)。

 サムネイルを表示するだけでなく、Massigra で HDR や EXR を開けるのはかなりの利点に思える。でも実際のところ、HDR と EXR ってそうたくさん扱うものではないので、JPEG に変換したものを横に置いてサムネイル表示させれば十分ではある。HDR と EXR はファイルサイズが大きいから Massigra で開くと少々待たされるし、中身の確認にもサムネイル用の JPEG を開いた方が速い。

 一部のフォーマットの解像度やサイズが確認しづらい、ビット数がうまく表示されないというのはかなりのマイナス点。

まとめ

 どれも一長一短な感じ。

 どのソフトもキャッシュは
 C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Windows\Explorer
 内の db ファイルに保存する。

 キャッシュは、Cドライブの[プロパティ>ディスクのクリーンアップ]の「縮小版」で消せる。Windowsを再起動すればサムネイルが初期化される。

posted by 葛 at 15:04 | Comment(0) | フリー/シェアウェア
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