2012年03月06日

[LW] リグを組む

 LW9.6での、シンプル、必要最低限なリグの組み方。

ボーンの構造

◎ボーンの色の使い分け(例外あり)
・ブルー   :ユーザーが操作するボーン
・ブルー(暗):followerで自動的に動くボーン。ユーザーは触らない
・グレー   :非アクティブのボーン。主にジンバルロック回避用
・シアン(暗):抑えのボーン。動かさない

ウェイト分け

 LWはウェイトペイントの機能が弱いので、細かい塗り分けはできない。大まかに分ける。
 ボーンの影響範囲を使用し、1ボーン1ウェイトではなく、1ウェイトに複数ボーンを割り当てる。
 そのため、抑えのボーンが必要になってくる。

背骨

 真ん中の背骨を回転させたら、followerで上下の背骨も回転する。

上腕、前腕、大腿のひねり

 ボーンを分割して、followerでバンクを分散させる。
 上腕を例に取ると、1本目のボーンはヘディングとピッチのみで、2本目がバンク回転。3本目がfollowerで2本目と同じバンク回転をする。

肘、膝の補正

 CGWORLDのゲームメイキング記事に、間接部にボーンを入れると補正になると書いてあったので、真似したら確かにそうなった。
 これもfollowerで、間接の半分の回転になるようにする。

 膝は二重間接にしたこともあったけど、曲げたときの形状はこちらの方がきれいだった。

IK

 手首と足首にIKのゴールを設定する。
 腕はFKの方がいい場合も多いので、その時はIKを外す。

 IKで動かすのは、ボーンのヘディングとピッチのみ。
 バンクは、ボーンを直接選択して回転させる。
 これで肘と膝のコントロールをする。

 肘と膝のコントロールは、IKのゴールを設定するか、LW9以降の「極ベクトルアイテム」を使う手もあるけど、IKチェインに二つ以上のゴールを設定すると、どうもちゃんとターゲットしなくなる。

 IKで動くボーンは「最近のキーフレームを基準」にする。
 フリップしたりあらぬ方向に行ったりする場合は、以前にも書いたようにボーンを直接選択して回転のキーを打つ。

 細かい調整が必要な場合は1本ずつ回転させる。
 そうでない場合は follower を使い、根元のボーンを回転させればその先のボーンも回転するようにする。

スケルゴン

 ボーン組みには、以前書いたようにスケルゴンエディターを使う。
 基本的なボーンをスケルゴンエディターで組んで、補助ボーンはレイアウトで追加してもいい。


↓今回のスケルゴンとモデルとシーンファイル一式(LW9.6)
lw96-rig.zip

posted by 葛 at 14:30 | Comment(7) | LightWave
この記事へのコメント
ネット上での情報交換にコメントを投稿させて頂いた、H.N.てんちょうです。
リグのサンプルまでアップして頂き大変ありがとうございます♪
このサンプルでとても多くの事を学びました!

CGワールドなどで補助ボーンの入れ方や連動しての動かし方などは学べたのですが、具体的にLWでどのような設定をすれば再現できるのかが解らなかったのですが、
このサンプルデーターを学ぶことで、基本的な設定が理解できたと思います。
特に、FollowerとIKチェーンの具体的な設定を学ぶのに
とっても役に立ちました(^◇^)

1つ質問があるのですがよろしいでしょうか。
レイアウトのIkGool_Foot_RとIkGool_Foot_Lには、ボーンの回転と合わせるためH軸に180°P軸に21.6°が入力されています。
この角度はIKを組む前のボーンの角度と完全に一致しているように思えます。
LWの親子関係の組まれたボーンの絶対的な角度(親の角度を受け継いだボーンの示している角度)を知る方法を、もしご存じでしたらご教授願えませんでしょうか。
Posted by てんちょう at 2013年04月07日 14:19
いえ、IkGool_Foot_RとIkGool_Foot_Lは、
IKを組む前のボーンの角度と完全には一致してないです。

Footボーンの「ゴール回転と同期」を外すと、
少しボーンが動くのでおわかりだと思います。
そこは目分量で合わせているだけです。

親子関係の組まれたボーンの絶対的な角度を知る方法は、
たぶんないと思います。
Posted by 葛 at 2013年04月07日 17:46
コメントへの返信ありがとうございます♪

親子関係の組まれたボーンの絶対的な角度は重要度がかなり高いと思うのですが、
LWでは調べる方法はやはりありませんかorz
(他の3Dソフトもそうなのかなあ〜)

話は変わりますが、lw96-rigを学んでいる内に理解できたことや、私が知るLWの知識が多少有るのですが、こちらのブログにて閲覧者さんに紹介してよろしいでしょうか。
Posted by てんちょう at 2013年04月09日 08:06
てんちょうさんが見つけたLWに関する知識をこのコメント欄に書くということですか?
ご自分のブログなりをお持ちでしたらそちらに書いた方がいい気もしますが、
お持ちでないならご自由にどうぞ。
Posted by 葛 at 2013年04月09日 19:40
こちらのレイアウトのサンプルデータでは手首と足首の位置に、IKGoal用のNullが配置されておりますが、正しい位置にNullを配置するのに便利なプラグインとやり方をサポートセンターの相川さんに教えて頂いたので、この場にて紹介させて頂きます。

選択アイテムの中心点の座標にNullを作成する方法
1.中心点の座標にNullを設置したいアイテムを選択する
2.Vector Copy(ユーティリティ プラグイン プラグイン)を実行する
3.アイテム Nullを追加(Ctrl+n)
4.追加したNullが選択されているのを確認して、
  Vector Paste WPos(ユーティリティ プラグイン プラグイン)を実行
Nullが最初に選択したアイテムの中心点に移動したと思います。

lw96-rigでは手首と足首のボーンを選択して上記の手順を踏めば、手首と足首の位置にIKGoal用のNullを配置できます。

この方法における私の本来の質問はLWでの絶対的な座標の確認方法についてなので、
絶対的な座標を知りたいアイテムを選択して上記の方法を行い、移動先のNullの座標を確認すれば、そのアイテムの中心点の絶対的な座標を知ることが出来ます。

※私のLWのバージョンは11.5です。もしかするとLWのバージョンが古いとプラグインのVector CopyとVector Paste Wposが無いかもしれません。

P.S. 葛さんへ
IKGoalを設置するのにとても便利なプラグインが常設されて事と、サポートセンターの相川さんに教えて頂いた知識を他の方にもお知らせしたかったので、こちらに書かせて頂きました。
人様のブログにての紹介、大変申し訳ありません。
もし掲載して頂けましたら、光栄です。
Posted by てんちょう at 2013年04月14日 18:47
絶対座標の「位置」でしたら、その方法で合わせられます。
ただ Vector Copy を使っても絶対座標の「回転」は合わせられないようです。

ちなみに位置を合わせるのでしたら、Nullをドラッグしている最中にAltを押すと、近くのアイテムにスナップします。
Posted by 葛 at 2013年04月14日 21:15
コメントを記載して頂きありがとうございます♪

Nullのスナップ機能について
こんな便利な機能がついていたんですねっ。
教えて頂きありがとうございます。
Posted by てんちょう at 2013年04月20日 13:50
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