2017年09月10日

[自炊] ドキュメントスキャナーの選び方

 ドキュメントスキャナー(紙送りするタイプ)を選ぶ際には、主に「読み取り速度」「一度にセットできる枚数」が基準にされると思う。
 ただし実際に使うと他にも重要な機能がある。「読み取り速度」と「一度にセットできる枚数」は少し時間と手間を増やせば解決できることなので、他の機能の方が大事かもしれない。

ドキュメントスキャナーに欲しい機能

●カラードロップアウト
 グレーで読み取る際、R:レッド|G:グリーン|B:ブルー、のうちどれかを落とす機能。
 レッドを落とすと、黄ばんでいる紙が白くなりやすい。古本をスキャンするなら是非欲しい。

●半折り
 二つに折った原稿を読み取る機能。
 これがないと原稿が重なっていると検知され、スキャンが止まってしまう。
 パンフレットなどをスキャンするときに役立つ。

●長尺モード
 長い原稿を読み取る機能。
 これがないと30〜40cmあたりまでしかスキャンできない。
 単行本の表紙を裁断せずにスキャンするには必要。

●モアレ除去
 カラー/グレー原稿を読み取る際に必要。
 ただしこの機能がなくても、倍の解像度でスキャンして加工することで同様の結果は得られる。
 またこの機能があったとしても、性能が不十分な場合がある。
 なので必須ではない。

●本体にスキャン継続ボタン
 スキャン終了後に続けて原稿をセットするとき、本体にスキャン継続ボタンがあればすぐにスキャンを再開できる。
 ない場合は、パソコンの所まで戻ってマウスを操作しないといけない。

●プリセット機能
 スキャンの設定をプリセットにして記憶しておく。
 これがないと原稿を変えるたびに設定を開いて解像度やカラーやらを入力しないといけない。
 さらにプリセットがパソコン上だけでなく本体のボタンでも呼び出せると、スキャナーとパソコンの間を行ったり来たりしなくて済む。

●しっかりした受け皿
 排出される紙の量が多いので、紙をせき止める仕組みがないとバラけてしまう。出しっぱなしにする受け皿は駄目。


 富士通・PFUが誇る ScanSnap iX500A には、「カラードロップアウト」と「モアレ除去」がない。売れている製品だからといって機能が充実しているわけではないので気をつけたい。
 ちなみにキャノンの DR-C240 には、上記の機能はすべてある。

 また、中にはJPEGとPDFにしか保存できないというふざけた機種(富士通・PFUが誇る ScanSnap iX500A)もあるので、事前にマニュアルをダウンロードして調べた方がいい。高価な買い物なのだし。

 それらを抜きにしても、富士通・PFUが誇る ScanSnap iX500A には「JPEGノイズが多い」という重大な問題があるのでまったくおすすめしない。

 参考:[自炊] ScanSnap iX500A は 300dpi 以下でスキャンするとすごく汚くなる

ドキュメントスキャナーの欠点:歪む

 家庭用のドキュメントスキャナーは画質が落ちる、なんてアホなことを言うのは株式会社PFUくらいで、実際はそんなことはない。
 キャノンのドキュメントスキャナー DR-C240 を使用しているが、画像のシャープ/ボケ具合、色の再現度、JPEGノイズの量、いずれもキャノンのフラットベッドスキャナー(平らなタイプ) Lide 210 と変わらない。

 ただし1つ問題点がある。ドキュメントスキャナーはスキャン中、原稿が宙に浮いているので、歪む。
 同じ原稿を2回スキャンしてみればわかる。


『ハルヒ主義』©谷川流・いとうのいぢ/角川書店

 この原稿は厚めの紙なのだが、サイズが大きいせいで歪みが起きやすいようだ。

 文字原稿なら問題ないが、大事な画集などをスキャンするときは、手間がかかるがフラットベッドスキャナーで原稿を1枚ずつスキャンした方がいい。

posted by 葛 at 19:07 | Comment(0) | 自炊(電子書籍)

2017年09月02日

[自炊] 高価な断裁機がいいとは限らない

 断裁・裁断機* に関する情報は、自炊技術Wikiを含めたくさんあるが、注意が必要なのは、高価な製品がいいとは限らないこと。

*: 「断裁」は紙をギロチンみたいに裁ち切ること、「裁断」は刃を引いてスーッと切ること、のようだ。

高価な断裁機

 高価な製品とは Durodex 200DX などの、レバーを下ろすタイプの断裁機。これは一度に多くの枚数を断裁できるが、

 ・大きい、重い。置き場所に困る
 ・替え刃などの消耗品も高価
 ・刃に触れられるので危険
 ・断裁するのに力が必要
 ・紙に強い力を加えるため、切り口が斜めやUの字に歪む
 ・紙が歪むため、紙の端スレスレを切るのが難しい

 という欠点もある。

 興味深いのが「2人以上で作業しないでください」という注意書きがあること。2人以上だと相手が予期せぬ動きをすることがあるため、相手が刃の付近に触れているときに誤ってレバーを下ろしてしまう危険性があるということだ。危険な作業は1人でやった方がいいわけだ。

 ということで、特に子供のいる環境では、レバー式の断裁機の導入には慎重になった方がいい。

安価な裁断機

 安価な製品だと、カール DC-F5100 のようなディスクカッターになる。一度に裁断できる枚数は減るが、

 ・小さい、軽い。置き場所に困らない
 ・替え刃などの消耗品が安い
 ・刃に触れられないので安全
 ・力が必要ない
 ・切り口が歪まない
 ・紙の端スレスレを切るのが容易

 という利点がある。

 お金が有り余っているからといって、必ずしもレバーを下ろすタイプの断裁機を買うことはない。

おまけ:カッターの選び方

 どの家庭にもある文具用のカッター(オルファでいう小型刃ではなく、工具用の大型カッター(オルファでいう大型刃がいい。本の背の接着剤を力を込めて切るには工具用の方が向いている。文具用は、力を入れずに紙をスーッと切るためのもののようだ。

 刃を固定する方法にネジロック式とオートロック式があるが、ネジロック式の方がしっかり固定できるので、そちらがいいと思う。
 オルファの大型刃のカッターはやたら種類がたくさんあってわけがわからないのだが、たぶんどれを選んでも大差ないと思う。形状が大体同じなので。

posted by 葛 at 19:33 | Comment(0) | 自炊(電子書籍)

2017年08月26日

スタートレック:ヴォイジャー 名台詞集 シーズン1

【2. ブラックホールからの脱出】
 トゥヴォック「いつもながら、地球人が噂を誇張する能力には恐れ入るよ」

【5. 星雲生命体を救え】
 ジェインウェイ「いまや我々は、一つの大きな家族のようなものだ。私は艦長だけでなく、家族の長となることを求められている。だがクルーにどう接すればいいのか。アカデミーでは、部下とはある一定の距離を置くべきだと教えられたし、これまで私は常にその距離を保ってきた」
 (……)
 ジェインウェイ「やはり部下と距離を置くことは必要なのではないだろうか。今こそ指導者然としているべきなのかもしれない。だが思わず弱音を吐きそうになる。コンピューター、今のは削除して」

【7. 殺された者の記憶】
 パリス「味方してくれて、感謝してるよ。借りができたな」
 トゥヴォック「犯罪の捜査をしただけだ。だからたとえ、君が有罪だったとしても容赦なく真実を暴いただろう。借りができたと思う必要はない」

【8. 来世への旅】
 (今まで自分たちが来世だと思っていた場所がただの小惑星である可能性が出てきたため、その話を聞きたがるドクターに対して)
 キム「ドクター、この話はここまでにしましょう。未知の異星人と初めて遭遇した場合には、お互い慎重に接触すべきなんです。デリケートな問題には触れない方が……」

【9. 転送4万光年】
 ジェインウェイ「本当に大事なのはそれだけなのね。自分にとって楽しいか。私たちをもてなしたのも、その親切ごかしも、私たちを楽しませるためじゃ無い。自分の優越感を満たすためよ。私たちはその道具に過ぎないんだわ」

 セスカ「前だったら平気だったくせに。あなた変わったわ」
 トレス「かもしれないわね。でも、いい方に変わったのよ」

【13. 二人のトレス】
 (ニーリックスに勧められたスープが辛くて)
 トゥヴォック「後は……君にあげよう」

【14. 殺人兵器メトリオン】
 (博士の実験のために採取した雲を渡す際に)
 トレス「実験の成功を」(字幕)
    「どうぞ博士」(音声)
    「Good luck, Doctor」(英語)

【15. バイオ神経回路】
 トゥヴォック「ジェインウェイ艦長の提案で、君たちに訓練を受けてもらうことになった。そこで……」
 乗員A「その前に聞いておきたいわ。なぜこのメンバーが訓練に、選ばれたの?」
 トゥヴォック「その質問の答えはおのずと明らかになるだろう。上官の話を遮るのは許されない行動だ」


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